ずっと欲しかった、雲を閉じ込めた作品

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炭化さん(@5684a)の雲入りうずら作品見てて刺激を受けたので、久しぶりに自分用の作品を作ることにした!

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ファイヤオパール大好きなので、夕焼けいろにアクリル絵の具で塗った。
だが知っているさ…
ファイアオパールの夕焼けのようにするには、液色が赤でないとダメなんだよね…。
今日ほど、レジン用の着色料がほしいと思った日はない…
でも本当は、ファイアーオパールは地色が赤なのではなく、遊色が赤だったはず。
再現難しそうだわ。

普通のウズラのエッグアートは、中身抜いたらスポイトで水入れてあらって二日ほど乾燥させるっぽい。
でも雲レジンだから大きい窓が欲しいので、横っ面割った。
薄皮がすんごい気になったのでむいてみたんだけど、中途半端に残ったりしたからむかないほうがよかったかもー。

殻の影で暗くなるので、窓は結構開けてます。

で、レジン入れつつ雲を沈めつつ…

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早速やらかしたー!
気泡と剥離が<(^o^)>

左の雲の上辺り、写真ではわかりにくいですが壁面剥離してます…。
なんで?薄皮のせい?
気室が気になって、中途半端に剥がしちゃったからなあ…。

それから中央の入道雲の下。
気をつけたのに、いつお前らそんなに潜り込んだー!ってぐらい気泡が。

だがしかし、完成まで投げないことが目標なので、無視して進めます←

気泡のところドリルで削ってとかできないわけじゃ無いけど、たぶん卵の殻まで割って、嫌になる気がした。

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タイトルは「猫が見た夕焼け」です。
夏の終わりの夕暮れをイメージしています。

粗を誤魔化すため、球体になるまで盛りました。
盛り上げるとレンズ効果で光が屈折して、見える場所が変わるのですね。
先ほどの粗は、比較的中央から離れた場所なので、見えにくくなると踏みました。
でも、盛り上げるのに型も何もなく、レジン乗せたらすぐ固めなければならなかったので、盛ったところの気泡が全然抜くことができなくて、大量に細かい気泡を増やすことに。。。
ま、自分用だからいいんですけどねー!

次への課題点

次があるのか?とは言わないで;

  • 鱗雲は、正面から見えない位置にカーブさせて隙間なく入れれば良かった。
    この入れ方だと、正面から見た時に「白いライン」として見えてしまって不自然。
    カーブさせて天面にみっちり入れることで、下の方から覗いた時だけ鱗雲が見える演出ができた。
  • 飛行機雲はこれでOK。ただ、幅は半分にした方が使いやすそう。
  • 入道雲は、もっと高さのあるやつも欲しいな。
    入道雲の底面を見せることに拘ってしまったけれど、そこから離れた方が、もっと良くなったと思う。
  • 悩んだけどやらなかったのが、窓の反対側に「窓」を彫ること。
    窓を彫って、そこに猫を配置しようか考えたんだよね。
    窓を開けた方が、光入って明るくなるし。
    でも、夕焼けの色が反射してるのがなくなってしまうのと、エッグアート初めてでルーター使って、卵割ってしまったらリベンジするのがかなり先になりそうだったので、今回はやらず。

雲レジン自体は、球体に沈める方が360度堪能できてよいと思うので、むしろモールドとインクが欲しくなりました。
ビー玉ぐらいの球体とキューブのモールドが欲しいなあ。
レジンやり始めた時から、ずっと雲を閉じ込めた作品を作りたくて、色んな型の作品を見てきたのですが、どれも私の好きな雲とは少し違いまして。
以前、鈴がやった「ティッシュを沈めてボコボコを作り、白い色を乗せる」方法は比較的イメージに近かったんですけど。
今回のは完全に雲そのものなので、当分雲ばっかり作ってそうです。

そんなわけで、課題も凄く多い作品ですが、今後は課題を思い出すのに役立ってくれそうです。