UVレジンでネイルチップ作成&雲レジン放送したのでまとめ

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iPhoneから生放送やってました

コミュニティはこちら。
http://com.nicovideo.jp/community/co2322819

必要なのは、ニコニコ公式アプリのみです。
めちゃくちゃ簡単ですね!
でも、もの作り集中してるとコメント読めないので、PC起動してアンコちゃんと棒読みちゃん使ってました。

F型クランプ、自撮り棒、外せる結束バンドがあれば、真上から撮影することが可能です~。
撮影機材の記事はこちらをご覧ください。
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UVレジンでネイルチップを作っている理由

・挙式は低予算で抑えたい
・もともとレジンワークやっているため、資材を買う必要が無い
・百均のネイルチップをベースにすれば、自分で作れるのではないかと思った
・自爪にネイルすると、ネイル禁止のパートに行ってるのですぐにオフしないといけなくなる
・チップならはずして、旦那友人とのお披露目会でも再利用できる

元々シンプル・ナチュラル系が好きなので、あまり凝ったアートを施すつもりはありません。
あくまで資材にUVレジンを使うだけの、普通のネイルです。
完成したネイルチップは、また後日記事を書きますね。

質問その他まとめ

そんなわけで5枠もだらっと生放送してました。
放送内で出た質問だとか、私が勝手に喋ったことをまとめておきます。
あくまで「現在普及している、一般的な油性UVレジン」に限定した話です。

レジンでネイルチップって…

おそらく「チップそのものをレジンで自作する」と想定されたのかなーと思います。
レジンアレルギーというものがありますので、直接人体にUVレジンを使うのは避けるべきです。
レジンで自分の爪に合わせたネイルチップを自作しようとは考えないでくださいね!

それってアクリル絵の具ですか?(ピカエース)

絵の具とは、色の元となる「顔料」と色を画面に定着させる「展色剤」を混ぜ合わせたものです。
この展色剤がアラビアガム水溶液だと「水彩絵の具」、アクリルエマルションだと「アクリル絵の具」になります。

では、ピカエースは何かというと…「顔料」です。
これに展色剤を混ぜて初めて「絵の具」になるのです。

この質問に一言で答えるなら「絵の具のもとです」かもしれませんね!

レジンと相性悪い素材いい素材しりたい…

画材・着色剤としての「素材」と解釈して答えています。

UVレジンは油性ですので、展色剤が油性の溶剤である油性ペンの系統は相性が悪いです。
インクが溶けて流れるため、滲んだようになります。
それ以外の絵の具の類いは、完全に硬化・乾燥している場合はレジンに封入してマズイものはありません。

画材のうち、完全に硬化・乾燥していない場合は「レジンが硬化した時点で展色剤がまだ硬化・完全乾燥していない」という状態になるものが、相性の悪いものです。
マニキュアでも水彩絵の具でも、レジンと違う性質である揮発性の素材が混ざることになるため、完全に乾燥していなければ変色・化学反応・カビなどの原因になりえます。

パステルは不透明ですので、大量に混ぜると硬化しにくくなります。

ヴィトラーユはアルキド樹脂を展色剤にした石油系溶剤の顔料なので、非常に相性が良いです。

アルコール溶剤系は、UVレジンがアルコール類で分解されてしまうため適しているとは思えませんし、そういう理由で試したことがありません。

ピカエースは展色剤が入っていない顔料そのものですので、全く問題ありません。
が、不透明顔料の場合は紫外線を吸収・遮断するためUVレジンには適していません。

NRクリアカラーその他樹脂用の透明顔料は、扱いやすさも相性も抜群です。
ただし、レジン用の顔料はもともと二液用に開発されているものが多いため、「不透明」と書かれているものはUVレジンには適していません。

インクジェットプリンターのインクはそもそも顔料ではなく染料ですので、紙など「インクを吸い込む」ものに適した素材です。
染料は顔料と異なり退色が早いため、販売予定のもので使うことはオススメしかねます。
また、水分が多いので、色を濃くするためにレジンに大量に混ぜると硬化不良を起こす可能性が高いです。
これもデメリットが容易に想像できるため、私は使用したことがありません。

これらを踏まえて、私がワークショップで初心者のために用意しているカラーリング素材は、ラメやシェルです。
画材のように色が濁るなどのトラブルもおきませんし、乾燥の時間をとる必要もなく、真逆の色が混ざってもキレイで、気泡などがごまかせるからです。
参考まで。
なお、ピカエースやパステルなど粉状の顔料類をレジンに混ぜるときは、すりつぶすように混ぜるとキレイに手早く混ざります。

シリコン型って専門店で買ったほうがいいですか?

好きな型であれば、好きな金額のもので構いません。
金額よりも、表面の仕上がりを気にした方がいいかも。
光沢仕上げのものは、型から取りだした後に仕上げの研磨やコーティングがいりません。
作品のたわみや反りが気になるなら、レジンの収縮に負けない、厚みがあるモールドのほうがオススメです。
厚みのあるタイプはそこそこいいお値段しますが…この辺は作り手のこだわりどころかどうかですからねえ…。

でも、それ以上にハンドメイドらぼさんの「蓋」()買っておくのオススメ!
モールドの最後の、表面処理の手間が減るだけでなく、これだけで重しになるため型の反りを防いでくれます。

扱いが悪ければ、高価な型でも一発でダメにしてしまうことも。
使用の都度、モールドオイル(ベビーオイルでも代用可、私はウィッグ用シリコンオイル使ってます)の塗布を忘れないようにしましょう!

雲自体に蓄光パウダーを仕込んでも面白いかもしれませんね

そういや、今は白い粉で白く光る蓄光パウダーもあるんですよね!
ちょっと試してみたいですね!

下地って大事なんですね

メタリック系のカラーを使う場合に、下地というか裏打ちの違いってかなり顕著に出ます。
「塗装 メタリック 下地」とかでググると、いろんなプラモデラーさんのレポが画像付きでヒットしますよ~。

ドライヤーじゃないんですね

エンボスヒーターは温度上昇が早く、風量が少ないためレジンやパウダー類が流れたり飛ばされたりしにくいです。
他のパーツが熱に弱いと使えないアイテムですが、本格的にレジンやるなら買って損しないと思いますよ~。

UVランプって色々ありますけど良い物のほうがいいですか?

良いものは効率よく紫外線が当たるように計算されていまして、乱反射するようにぽこぽこした銀色の素材を内側に貼っています。
私のは3000円以内の安物ですので、内側は底板に銀色のシールが貼ってある程度で…あと、内側がちょっと汚れてました;
自分で丁寧に拭き掃除して、百均のアルミテープを隙間無く貼るなど、カスタマイズしています。
ジェルネイルやUVレジンに手を出したものの合わなかった・飽きたという方も結構いるようで、リサイクルショップはしごしたら、たまに300円ぐらいで投げ売りされていることがあります。
予算があまりなければ、そういうのはいかがでしょう?
ネイルランプの換えランプは消耗品ですので、硬化しにくくなってきたら交換しましょう。
安物や中古だと、その辺が不安かもしれませんね~。
経年劣化もしますけれど、当然ながら使用頻度が高いほど劣化が早いので、ランプの寿命は人それぞれです。

炭化さんコメントまとめ

毎度勉強になります!!

  • 普通の雲置いた後に薄紫や水色の雲をほんのちょっと入れるとまた遠近感出ていいですよー
  • 雲が出来づらかったら白い顔料混ぜると程よくほつれてくれますよ
  • 分厚い雲が欲しい時は細かい雲を爪楊枝で採集してくと良いですよ
  • 雲は沈めようとすると泡が出るのでそっとのせて固めてみると良い感じですよ
  • ドールアイにするときは特に裏打ちが重要だったり
  • 真ん中開けておくと特に解放感が出しやすかったり
  • 夕焼け作る時は雲を灰色や黄色にしてみるといい感じになったり