ウェディングドレスの改造 その1

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加工前のドレス

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二年ぐらい前に、変身体験用に3000円で買ってきたウェディングドレスが結構好みだったので、自分の式ではこれを着ることにしました。
しかし、トレーンが長いドレスなので、二次会で着るには向いていません。

そんなわけで、トレーンを取り外しできるように改造しました。

ドレスをひっくり返した状態

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パニエが内蔵されていて、ドレスのファスナーを上げれば全て一度に着用できるタイプのドレスです。
が、トレーンをはずせばパニエ丸見えになるので、パニエ部分もぶった切ります。

パニエを独立したパーツに改造する

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切り取ったパニエは、糸がほつれないようにジグザグ縫いをしてから
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家にあった白い布を縫い付けてウエスト部分を作り、面ファスナーを縫い付けてフリーサイズのパニエにしました。
ウエストの1/3ぐらいまで、ドレスを痛めないように面ファスナーのループ側を縫い付けています。
写真右側に飛び出している部分に、面ファスナーのフック側を縫い付けています。

大きい面ファスナーは、周囲しか縫っていないと引っ張りにくく、負荷も一部に集中してしまうため、格子状に縫い目を入れて補強しています。

トレーンを切り取る

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パニエを切り取った状態です。

ついに…トレーンの全貌が明らかに…!

ハイ、くだらないこと言ってないで、さくっと切ります。
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ファスナーを縫い付けますので、ジグザグ縫い+ファスナーつけるための縫い代に、縫い目から1.5cm以上とって切ります。

ループは全て切り離し、ボタン+ボタンループに加工する

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レイヤーの多いドレスは、上のレイヤーと下のレイヤーをループで数カ所止めてあります。
これを切り離しただけにすると、トレーンありで着用した場合にドレスのドレープがキレイに出なくなってしまいます。
そこで、下のレイヤーにボタンループ、上のレイヤーにボタンをつけます。
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これで、ボタンを止めれば、改造前のループがある状態と同じシルエットが保てます。

トレーンを外した状態

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このスタンドですが、高さを調整して新婦の身長とほぼ同じぐらいにしています。
まだまだ引きずる長さですね…
ですので、一番下のレイヤーも、内側にボタン+ボタンループをつけて、バランス良くスカート丈が短くなるよう加工せねばなりません。

続くよ!