彼氏の腕時計のバンドが切れてしまったらしいのですが、結構愛着があるから捨てにくいというので、キーホルダータイプにリメイクしてみました。
以前から、一度革を縫ってみたかったので、ちょうどいい機会!
なるべく家にあるものを使って縫いました。
道具
ワックス以外、新たに購入したものはありませんw
- 刺繍糸 … じゃなくてもいいけど、たくさんの糸が通せて先が丸い針であること
- 刺繍針
- 目打ち
- フォーク
- ワックス … 百均の手芸用ワックス
- スナップボタン
- ゴムハンマー
- G18
- キーホルダー金具
- いらない段ボールとか、密度の高いスポンジなど(マット用)
- コシのある紙(型紙用)
- 大型のカッターナイフ
- カッティングマット
- 定規
作り方
- 型紙を作る
- 革に型紙をあて、カッターで切り出す(力を入れて一回で切ると、断面がなめらかになる)
- G18を両面に塗って乾かし、圧着する
- マットの上に革を置き、フォーク・目打ちで縫うための穴をあける
- 刺繍糸を3本取りし、ワックスでコーティングする
- 刺繍糸の両端に、刺繍針を革用の針と同じつけ方で止める
- 革の縫い方で縫う(刺繍糸は燃えるため、ライターで溶かして始末する方法は使えない)
- スナップボタンをつける
- 曲げたい部分に水を含ませ、好みの形状に曲げ、乾燥するまで固定する
- キーホルダー金具を通して完成
注意点など
裏面の写真を見たらわかりますが、フォークの先は革の穴空け道具の「菱目打ち」ほど鋭くないため、フォークの先で革が押されてシワがでています。
フォークも目打ちも革との摩擦があるので、菱目打ちを使うよりも力がいります。
刺繍糸を使うため、糸の色が色々と遊べるのは良いですね。
この形態の時計に限った話ですが、電池交換する際に糸をいちいち切らないといけないのがネック。
ちゃんとした革用の道具より効率は悪いとは言え、とりあえずお試しで小物を作りたいだけなら、家にある道具で体験できるというのはメリット大きいのではないでしょうか~。
コバの処理は、手で触った時に毛羽立ちを感じないように、水をつけてスプーンの背でこすっています。
薄い革を重ねて加工してる場合は、断面が弱いしきちんと処理したほうがいいですが、厚みのある革だと切りっぱなしもまた味があります。
コバ磨き、コバ塗りなど始末の仕方はいろいろあるので、どうするかは自分の好みで選べばいいと思います。
個人的には、初めて革を縫った割には上手いことできたかなと満足してます。
いい感じに遊び心効いてるかな!
気に入ったならみょこちゃんが使いなさいよwって言われましたが、私には大きすぎて他の持ち物とのバランスが悪すぎますw
後になって、裏面中央が寂しいから、彼氏のイニシャルでも刺繍しておけば良かったなと思いました。