グラスリッツェン的なもの

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ルーター買った時からいつかやりたかったのですが。
失敗したら扱いに困るのと、鏡の表面に字を入れただけでも大変だと感じたため、向いてないかもなーと今までなかなかやる気にならない世界でした。

新しい美術教材のカタログ眺めてたところ、アクリル板を使ったスクラッチの作品例が幻想的で、作ってみたいと思って色々考えてみました。

置場所に困るものは作りたくない→キットは飾り物なのでパス。

キットのベース材はアクリル→FDケースって似てなくね?→ポリカーボネートの特性上、かなり削りやすそう。

専用の道具もできたら買わずにすませたい→そいやルーターでグラスリッツェンできるよね。

使えるものがいい→3DSカバーなら欲しい。

ということで、市販の3DSカバーをルーターでグラスリッツェン風に削り、アクリル絵の具で彩色することにしました。

ところで飾り物をパスする理由など。
思い付いたら色々作るので飾り物作るとすぐに部屋がいっぱいになるのと、シンプルな部屋が好みだからあまり物を飾りたくないのです。
飾り物は適度なら部屋が華やかになりますが、度を過ぎるとごみごみした部屋→散らかった部屋と印象が悪くなっていきます。
片付けてもすっきりした印象にならない部屋は、棚の上や机の上に置いてるものを減らすとよいですよ。

というわけで、まず職場で廃棄してたFDケースをもらってテスト。
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左から
・#60紙ヤスリ
・ルーター
・ダイヤモンドやすり。

紙ヤスリは浅い傷が均一につくため、背景とかで広い面積を白くしたい時によさそう。
ルーターが一番深くてはっきりした線を引けますが、回転しているため線がぶれやすい=太くなりやすい。
細い線ならダイヤモンドやすりで引くほうが確実かも。

このあと、アクリル絵の具による彩色と、彩色後彫り足して色の中に白い線を書くのをやってみた。
おおむねイメージ通りにできたので、明日~今週末で本番やってみようと思う。
そのために、まず部屋と机を片づけねばwww

素材のポリカーボネートは
1.傷が入りやすい=削りやすい
2.丈夫=深く彫っても割れにくい
3.接着しにくい=剥がせる接着剤ならマスキングできる
という特徴があります。
かなり柔らかいので、いらちの私が一晩で完成できるようなスピードで削れますw
そのかわりにムラになりやすく、彫りの深さで立体感を出す技法をキレイにやるには器用じゃないと少し難しいかも。
私はムラはあきらめたwww

傷が入りやすいため、内側に模様を彫ることになります。
外側に小傷が入ってくすんだ場合はコンパウンドで磨くか、厚みを保ちたいならクリアラッカーを吹いてから磨くとよいかと思います。
また、樹脂なのでアクリル絵の具は定着しやすいです。
色をいれる場合は、絵の具を乗せたらすぐ拭き取らないと、透明部分にも色がついてしまいます。
彩度を保ちたいなら、なるべく透明色を使い、絵の具を薄めたり混色したりしないほうがよいです。