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フードプロセッサー、バーミックス、ミキサーはどれが良い?
ぶっちゃけると「どれでもいい」です。
自分にとって負担なく使えるものがいい。
これから買うのであれば、自分のライフスタイルで選びましょ。
道具の大きさ
バーミックス<ミキサー≦フードプロセッサー
これは小さい方が便利かと。
バーミックスは小さい容器で使えるのがいい。
ミキサーも食材が歯の方に落ちる構造なので、結構少量の食材からでも使える。
FPは容器が平らなので、ある程度食材のかさがないと刻めないんだよね。
手入れの楽さ
バーミックス>ミキサー≧フードプロセッサー
パーツが小さく、数も少ないバーミックスが一番お手入れも楽でしょう。
ミキサーは高さがあるのと容器がガラスなので、洗うのが大変。
FPはガラスのタイプでも、重さもかさもミキサーより取り回しやすいんだけど、パーツ数の多さをどう感じるか。
用途の幅広さ
フードプロセッサー>バーミックス>ミキサー
FPはブレード多い。バーミックスやミキサーができることはFPもできる。おろす・スライスするのは他じゃできない。
バーミックスは生クリームの泡だてや生地をこねるところまでできる。
ミキサーはそもそも混ぜるためのものなので、滑らかなペーストを作るのは得意だけど、それ以外は向いてない。
これから買うなら?
置き場所と使用場所、手入れの手間をまず考える。
買っても使わないのが一番もったいない。
一つで色々したいなら色々の範囲と道具のデメリットを考えた上で、バーミックスかFPかと。
家電が好きで色々あっても使い分けできるタイプなら、ペースト作るのはミキサーいいと思うけど、正直わざわざ買うにはオススメし難い。
シェイクとかミックスジュースとか好きなら、離乳食以外も用途があって使いやすいと思う。
電源取りにくいとか、離乳食でしか使わんなーとか、予算オーバーだなーって人は、フードチョッパーなら手動だし手入れも楽だと思うな〜。
なお、私はおろし・スライス・刻みを使いたくてFPです。
娘があまりペースト状でなくても食べる子なので、FPで十分なカンジ。
食材は何からが良かったか?
いざベビーフードを試そうと思ったら、食材単品しか使っていない近所で手に入るベビーフードは限られてました。
なので、よくBFに添加されている食材から試すと、早くからBFを使えてよかっただろうなと思いました。
和光堂の「はじめての離乳食」はお湯で戻すタイプで、ほうれん草・とうもろこし・たらなど食材単品をフリーズドライで固めてあるので、添加物はデキストリン(でんぷんを加水分解したもの)とでんぷんです。
でんぷんは米に含まれてるので問題ないかなとは思う。
これ以外の離乳食は、だいたい複数品目入ってるんじゃないかな?
にんじん・ほうれん草・トマト・たまねぎ・カボチャ・じゃがいも・とうもろこし
あたりを単品で食べさせておくと、かなり選択肢広がると思います。
じゃがいもがOKなら片栗粉もOK。
とうもろこしがOKならコーンスターチもOK。
なのでわざわざこれらの粉類を試すために買う必要はありません。
じゃがいもがパサついて食べにくそうならお粥に混ぜればヨシ。
あと大豆製品結構多いのと豆腐はいつでもすぐたべさせられるので、離乳食作りに疲れた時に、豆腐も取り入れたらいいと思う。
食材の形状は?絶対にペーストにしないとダメ?
ペーストにした方が消化には良い。
が、トロミが苦手だとか、粒状感が苦手とかはお子さんによるので、試してみないとわからないかと(;´Д`)
なので、私は10倍粥の段階で
「サラサラで細かい粒状にしたお粥(ご飯を凍らせておろし金でおろしたもの)」
「粒状感はないが粘りのあるお粥(米粒をすりつぶして練るようにしたもの)」
を試して両方食べることを確認しました。
第2段階として米粉粥(粘り強い)とブロッコリー(つぶつぶ)を食べさせました。
初期はミルクで栄養足りてるので、我が子が嫌がらずに食べる状態がなにかを模索するのもアリじゃないかなーと思います。
食材がウンチに形状そのまま出たとしても、便秘で苦しむようになったとか食べると気分悪そうにしてるとかでなければ、あまり気にしなくていいって保健師さんに言ってもらったし。
あと食べられる状態を早めに豊富にしておくと、万が一被災でもした場合に選択肢が増えていいんじゃないかと。
自分の進め方
産院による栄養士さんや助産師さんの指導と、先輩お母さんの話から、私自身は以下のように考えています。
・基本的にお乳やミルクで栄養が足りているため、離乳食で栄養を賄おうと頑張らなくていい。
・初期は食べさせる量も回数も少ないので、単品で与えてアレルギーの有無を確認すれば十分。
・初期:飲み込む練習、 中期:舌で潰す練習、 後期:噛む練習、ができればよし。あくまで練習。
・お子さんによっては「液状が嫌い」「ドロドロが嫌い」「粒々が嫌い」ということもある。手掴み食べの時期にダメ元でおにぎりを与えたら食べてくれたという話も見た。無理に進めなくて大丈夫。
・大人の食事同様、一回・一日の食事で栄養完璧に取ろうとしなくていい。3日や一週間で平均してバランスが良ければOK。
・食べる量も子どもによる。嫌がるなら少量でもいい。食べさせすぎは消化不良になるので、前日の倍量までに留める。
・BF使ってもいい、楽しければ献立考えて離乳食作ってもいい、大人の食材から味付け前に取り分けてもいい。負担を減らしてなるべく楽しむ。
・食事は不快なものだと思わせないことの方が大事。「今の時期だと〇g食べないと」みたいに考えなくていい。
・いずれミルクでは栄養も満腹感も不足するから、食べるようになる。あくまでメリットがあっての段階的な離乳食なので、焦って進めなくても食べる日が来る。進まないから自分のやり方が下手なのか、とか考えなくていい。
・色々なものを食べさせるのは、アレルギーのチェックと食の楽しさを教えるため。
・空腹すぎて強く泣いている時は食事できる状態じゃないので、先に少しお乳・ミルクを与えるなどすれば良い。お腹いっぱい飲まないと泣いてしまう子は、授乳間隔が3時間なら2時間経過した頃に離乳食を与えるなど、いつもの授乳間隔より早めに与えると良い。
・離乳食を与えるために起こしてもいい。起きたら与えるのもいい。こうしなければダメなんてことはない。
・お乳・ミルクは離乳食の後は、〇ml飲ませるなど考えなくていい。飲みたがるだけ飲ませる。ただしいつもの量まで。
離乳食の目的は大きく分けて
・発達状態に合わせた食事の練習
・アレルギーチェック
・食育
の三つの柱があります。
このうち一つ目はあくまで練習です。練習でしかありません。
10ヶ月まで寝返りしなかった子が突然寝返りしたと思ったら掴まり立ちを始めるように、大器晩成型の子もいます。
あまりに早く進めると胃腸がそこまで発達していなくて負担がかかる、という急ぎすぎを止めることの方が重要なのです。
だから、うちの子はまだ〇〇ができないとか遅い分に関してはあまり気にする必要はないのです。
それよりも二つ目、三つ目の方が重要です。
食事は美味しくて楽しいものだと思わせられれば、自分で行動できるようになった時に進んで食事するようになりやすいです。