知る人は知る、ミライト。
釣り具の浮きの中に仕込む、LEDと電池が一体化されたうえに、オンオフができる優れものな防水LEDライトです。
写真の三点がセットになっていて、左から順に、ミライト本体、拡散用キャップ、チューブです。
チューブは何に使うのかわかりません。。。
NT京都で人様にプレゼントしたくて買ったのですが、うっかり忘れていったものが出てきたので、特に用途があるわけでもないし、分解してみました。
といっても、電池部分は分解しません。
LEDがどうやって仕込まれているのか、どうやってスイッチ機構を実現しているのか知りたいだけです。
左から順に説明します。
ミライトそのもののみ点灯したものは、LEDから先の部分だけに光が届いています。
拡散用キャップを付けた場合、LEDを中心に丸く光が届いていますね。
用途とは違うと思いますが、チューブをかぶせた場合はチューブ全体が輝いているものの、実際に照らされているのはチューブの先からですね。
拡散用のカバーって全然違うのですね。
プラ製のパーツを電池から外したかったのですが、先にLEDが抜けました。
LEDは、直径2.4mm
プラ製のホビーノギスなので、若干の誤差はあるかも?
アノード、カソード、それぞれ曲げられていますね。
ピンの長さも含めて、おそらく全長12mmのピン型リチウム電池かな?
赤いプラパーツの、写真上側に穴があいてます。
ここからLEDの+側(長い方)を出していました。
LEDの-側(短い方)は端子に触れるように入っていました。
シンプルな構造。
プラスチックのパーツは抜けなかったので、ニッパーで切りながら外しました。
金属を切り開いて、LEDと電池がどのように接触していたのか確認しましょう。
+側は常に触れていて、頭を押し込むことで、-側が接触するようになってました。
ピンに触れやすいよう、-端子が曲げてあります。
なお、これだけ変形してると防水性もないので、絶対に水場で使っちゃダメです。
本体も変形してるから危ない。
それでは、ピアスキャッチを使って、ピン型リチウム電池を簡単に固定できないか試してみます。
ミライトの縁を切り取って、普通のピン型の形状に整えました。
LEDは、ピアスキャッチにブッ刺してます。
問題なく刺さります。
ピンは抜き差し簡単ですが、キャッチを掴んで振った程度では落ちません。
いい感じ。
しかし、中の-側は接触してますが、外の+側は接触していません。
+側が電気的に繋がるようにしてやればOKですね。
ペンチで触れてやれば、あっさり点灯します。
切り取った金属片を適当に曲げて、電池と一緒にチューブに挟んでみました。
これで、ピアスキャッチ…というかLEDを回転させてやるだけで、オンオフできます。
私のやりたいことには使えないけれど、何かの役には立つかな?