さて、前の記事で無事にXREAにWordPressをインストールできたと思いますが、XREAのサーバーの仕様上、そのままではWordPressの更新やファイルのアップロードができません。
なので、一般的な「WordPressをインストールしたらまずすべきこと」をするよりも先に、この設定を済ませてください。
通常はFTPですると思いますが、今回はあまり記事がない、ブラウザからファイルマネージャを使用する方法で設定します。
Contents
「uploads」ディレクトリを作成し、パーミッションを設定する
WordPressのインストール直後はwp-content内に「uploads」というディレクトリがなく、またXREAのサーバーの関係でWordPressがuploadsディレクトリをここに自動で作成することができないため、このままではWordPressでメディアファイルをアップすることができません。
そこで、先にフォルダを準備してあげて、WordPressがファイルを格納できるように設定します。
ディレクトリを作成する
XREAの管理メニューから「ファイルマネージャ」をクリックし、「ファイルマネージャにログイン」をクリックしてください。
ファイルマネージャにログインすると、最初は「root」にアクセスしています。
ディレクトリのリストから
「public_html」→「wordpress」→「wp-content」
と辿ってください。(初期設定の名前・場所でインストールした場合)
- どこか一つに「uploads」と入力し(スペルは間違えないように!)
- 上の実行アイコンをクリックします。
パーミッションを設定する
ディレクトリを作成しただけではWordPressがこのディレクトリにアクセスする権限が足りませんので、アクセス権限を変更します。
- 「uploads」ディレクトリの頭のチェックボックスにチェックを入れ、
- 右上の「属性変更」をクリックします。
- 「ディレクトリuploadsの属性を変更」欄で、所有者と他者の3つのチェックボックスに、チェックを入れます。
下の「属性値」が「707」になっているか、必ず確認してください。 - 間違いがなければ、上の実行アイコンをクリックします。
「.htaccess」を作成し、必要なファイルをCGIで動くように設定する
XREAではPHPはセーフモードで動いています。
.htaccessを設定することで、セーフモードでは正しく動かないPHPファイルを、CGIとして動くようにできます。
CGIとして動かすとサーバーに負荷がかかるので、必要に応じてファイルを追加するようにしましょう。
ファイルマネージャーで
「public_html」→「wordpress」→「wp-admin」
と辿ってください。(初期設定の名前・場所でインストールした場合)
- コードを入れます。(WordPress公式ドキュメントを参考にどうぞ)
- ファイル名は「.htaccess」です。ドットが頭に来ます。
- 文字コードは「UTF8」を選びます。(英数字だけだとEUCと認識することがあるので、日本語のコメントは本来不要ですが残しておきましょう)
- 上の保存アイコンをクリックします。
お疲れ様でした!
これでWordPressの更新が無事にできるはずです。
WordPressの管理画面にアクセスして、WordPressを更新したら、自由にカスタマイズしていきましょう。
自分の場合、テーマのインストールや、テーマのカスタマイズが、設定したにも関わらず編集できなくて困りました。
一晩経ってからアクセスしたら無事に変更できたので、キャッシュが残っていたんだと思います。
参考まで。
コメント
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