XREA(無料版)にWordPressをインストールしたら、真っ先にしないといけない設定

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さて、前の記事で無事にXREAにWordPressをインストールできたと思いますが、XREAのサーバーの仕様上、そのままではWordPressの更新やファイルのアップロードができません。
なので、一般的な「WordPressをインストールしたらまずすべきこと」をするよりも先に、この設定を済ませてください。

通常はFTPですると思いますが、今回はあまり記事がない、ブラウザからファイルマネージャを使用する方法で設定します。

「uploads」ディレクトリを作成し、パーミッションを設定する

WordPressのインストール直後はwp-content内に「uploads」というディレクトリがなく、またXREAのサーバーの関係でWordPressがuploadsディレクトリをここに自動で作成することができないため、このままではWordPressでメディアファイルをアップすることができません。
そこで、先にフォルダを準備してあげて、WordPressがファイルを格納できるように設定します。

ディレクトリを作成する

11 filemanager
XREAの管理メニューから「ファイルマネージャ」をクリックし、「ファイルマネージャにログイン」をクリックしてください。

12 directory
ファイルマネージャにログインすると、最初は「root」にアクセスしています。
ディレクトリのリストから
「public_html」→「wordpress」→「wp-content」
と辿ってください。(初期設定の名前・場所でインストールした場合)

13 uploads
上の「ディレクトリ作成」ボタンをクリックしてください。

14 uploads
新しいディレクトリ名の欄がたくさんあります。

  1. どこか一つに「uploads」と入力し(スペルは間違えないように!)
  2. 上の実行アイコンをクリックします。

パーミッションを設定する

ディレクトリを作成しただけではWordPressがこのディレクトリにアクセスする権限が足りませんので、アクセス権限を変更します。

15 zokusei

  1. 「uploads」ディレクトリの頭のチェックボックスにチェックを入れ、
  2. 右上の「属性変更」をクリックします。

16 zokusei

  1. 「ディレクトリuploadsの属性を変更」欄で、所有者と他者の3つのチェックボックスに、チェックを入れます。
    下の「属性値」が「707」になっているか、必ず確認してください。
  2. 間違いがなければ、上の実行アイコンをクリックします。

「.htaccess」を作成し、必要なファイルをCGIで動くように設定する

XREAではPHPはセーフモードで動いています。
.htaccessを設定することで、セーフモードでは正しく動かないPHPファイルを、CGIとして動くようにできます。
CGIとして動かすとサーバーに負荷がかかるので、必要に応じてファイルを追加するようにしましょう。

17 htaccess
ファイルマネージャーで
「public_html」→「wordpress」→「wp-admin」
と辿ってください。(初期設定の名前・場所でインストールした場合)

18 htaccess
左上の「ファイル作成」をクリックします。

19 htaccess

  1. コードを入れます。(WordPress公式ドキュメントを参考にどうぞ
  2. ファイル名は「.htaccess」です。ドットが頭に来ます。
  3. 文字コードは「UTF8」を選びます。(英数字だけだとEUCと認識することがあるので、日本語のコメントは本来不要ですが残しておきましょう)
  4. 上の保存アイコンをクリックします。

お疲れ様でした!
これでWordPressの更新が無事にできるはずです。
WordPressの管理画面にアクセスして、WordPressを更新したら、自由にカスタマイズしていきましょう。

自分の場合、テーマのインストールや、テーマのカスタマイズが、設定したにも関わらず編集できなくて困りました。
一晩経ってからアクセスしたら無事に変更できたので、キャッシュが残っていたんだと思います。
参考まで。

コメント

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